化学工学トレーニングを実施した次のステップとして、実際の問題を解決して成果を上げることが求められます。
技術的コンサルティングは、ニーズに応じて検討成果とOJT効果をバランスをとりながら提供します。検討成果により重点を置く場合は、弊社の直接的な検討を多くし、成果については技術移転を図ります。OJT効果をより重視する場合は、データ解析方法の指導、関連テーマの教育を取り入れながら指導を行います。
実験計画立案とデータ解析
工業化される可能性の高いプラントのイメージを基に実機でトラブルを防止するための実験条件を提案し、得られたデータの解析を行います。
スケールアップとモデル化
スケールアップを自信を持って行うには、現象のメカニズムを把握することが不可欠です。特に反応を伴う単位操作や晶析等は理論的にも未解決の部分も多く、個別にモデルを確立することが有効です。実験データと文献調査を基にスケールアップ検討を行います。
シミュレーション検討
各種汎用シミュレータで思うような検討が出来にくい場合は、方程式解法ソフトを利用することによってかなり高度なシミュレーション検討が可能です。基礎式の立て方、収束方法、物性推算等について指導します。
プロセス構築
反応、蒸発等の個別工程ではさまざまな機種構成があります。達成すべき機能、守るべきコストを顧慮した上でのシステム的な選定を行います。