開発ルール
優れた技術者の力を最大限に引き出して企業の成果とするには、開発ステップの各段階におけるチェックが系統的に行われている必要があります。「ラボ段階が終わった」、「商業生産のための技術が完成した」とは、何をもって判断するかの基準を設けることが必要です。ラボ段階から工業化した豊富な経験から、開発ルール作りについて提案し、実現をサポートします。
概念設計書作成
商業生産のための技術が完成すると、設計部門がプラントの建設に着手します。研究開発で得られた知見を正しくトランスファーするためには、設計と運転に関連した重要事項を抽出して、簡潔な概念設計書で記述する必要があります。概念設計書に盛り込むべき事項とその内容について具体的に指導します。
技術伝承
工業化研究部門には、実験方法、設計方法、トラブル解決に関する数多くの有益な情報が蓄積されています。多くの組織では、それらの知見は膨大な技術資料の片隅に眠っているか、属人的なノウハウとして散在しています。これらの貴重な知見をどのように伝承していくべきかについて、望ましいシステムとその運用について提案します。