「最適化計算の応用:気液平衡パラメータ決定と反応速度定数決定」
プロセスシミュレーションを行うに際しては系の挙動を表すための各種パラメータが必要です。パラメータの代表的なものには気液平衡パラメータ(NRTLパラメータなど)と反応速度定数がありますが、これらは実験データをもとに決定する必要があり、個々の系での解析が必要です。気液平衡も反応速度も非線形が強いため、Excelでは精度の高い最適化が難しいことが知られています。
この講習会ではEQUATRAN(オメガシミュレーション社)を用いて実際のデータ解析・フィッティングについてのスキルを身につけることを目的としています。必要となる事前知識は以下の通りです。
(1)気液平衡:非理想系で用いられる活量係数式(Margule, van Laar, Wilson, NRTL式)と気液平衡計算の概要。
(2)反応速度:1次反応や2次反応の速度定数を直線プロットで決定する方法。
(3)Excel:ソルバーの使い方
- 日時
- 2019年3月7日(水)・8日(木)9:30〜16:30
- 会場
- 東京神田 学士会館
- 講師
- 熊谷善夫
- 定員
- 15名様
- 参加費
- お一人様 108,000円(消費税込)
- その他
- ・USBドライブ付きのパソコン(2007年版以上のExcelでソルバーとデータ解析がインストールされているもの※)と事前にお送りする講習テキストをご持参下さい。
※Apple社パソコンの表計算ソフトは必要な機能が揃っていないことが多いのでWindowsパソコンをお持ち下さい。
・使用するEQUATRANは事前インストールをお願いしますので講習2週間前に必要な情報をお送りします。
受講申し込み・お問い合わせ
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お申し込み後のキャンセルはできません。ご出席できない場合は代理の方の受講をお願いします。